悪魔でもささやき

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ふと気づく。 目の前にはさっきのヤクザと田名部がいた。 ただ二人とも自分にはきづいていない。 さすがにおかしいと思って田名部の肩をたたく。 田名部は石のようにたおれていった。 「悪魔な救出劇…ヒッヒヒヒ」 おれは頭のなかがぐちゃぐちゃぐちゃになった。 田名部は死んだ? 「おいっ!!どうなってんだよ?」 だれもいない工場をみながらつぶやいた。 「悪魔はしゃべらないッヒ」 工場のなかから人がでてきた。 「あれっきみどうしたの?さっき学生がヤクザに絡まれてたから警察つれてきたんだけどどっかいっちゃったみたいだな…。」
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