2人が本棚に入れています
本棚に追加
「今回は悪魔ががはじまりね。」
いやな音がきこえた。
あれから田名部は行方不明ということになっていた。
今日からは学校があった。
夏休みがあけたからだ。
友達の近田が話しかけてきた。
「よぉ!!なんか調子悪そうだな…
大丈夫?」
「あぁ」
右手で近田をよけて席にすわる。
「悪魔がいたずら心で撃ち落とす。
左腕をあげるそのときに。」
博はあげまいと強く脇をしめた。
「悪魔が脇から牛乳をだす。」
へぇっ?
…しまった腕をあげてしまった。
目の前が真っ白になった。
最初のコメントを投稿しよう!