空白の封筒

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春樹は中学生になった。 春樹には一人の友達ができた。 結城は勉強こそ苦手だったが清んだ心の持ち主で春樹は性格のせいでできないでいた。親友を手にした。 そんなある日結城に一通のメールが届いた。 「あなたの家にいまから呪いの書を送ります。 受け取った瞬間にあなたには人間ではいられなくなるでしょう。」 結城はすぐに春樹にこれはおもしろいといってメールを見せた。 春樹もすぐにイタズラだなと思った。 だけどまるで昔(第一話)のようないやな感覚がして心配になりいつもは行かない結城の家に遊びにいった。 結城の家には封筒が届いていた。 っがなかにはなにもはいっていなかった。 封筒をあけてからすぐ結城にメールがきた。 「あなたは見れないものをみた。 ただあなたには隣に強き力があるものがあって私にはそれをはじけない。」 結城は春樹をみた。 そして笑った。 「よかった…。」 春樹には意味がちゃんとわからなかったけど さっきまでの恐怖はなく喜びを感じた。
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