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次の日の学校―
今日もまた説明や教科書の配布
みんなが新しい教科書に名前をかく中、ポツンと空白の席が
谷「ヌーン(´・ω・`)」
その空白の席を寂しそうにみる谷
そんな時だった。
ガララララ…
教室の扉が開いた
そこには髪を整えながら、あくびをする一ノ瀬の姿だった
「また遅刻か一ノ瀬、早く席に着きなさい」
一ノ瀬「へぃへぃ」
面倒くさそうに席に座る
そしてチャイムがなり、休み時間となった
「一ノ瀬、その教科書に名前を書いとけ、次の時限までにだ」
といって教師は教室を後にした。
谷「一ノ瀬殿」
一ノ瀬「ぁ?ぁ……」
油性ペンを差し出した谷
谷「どうせ持ってないでござろう?」
一ノ瀬「……。」
無言で手に取り、教科書に名前を書く
その字は残酷なほど汚く、すぐに作業が終わった。
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