ヒーローは遅れて登場だろ?

7/10
前へ
/25ページ
次へ
2人はファミリーマートへ そこそこ大きなこのコンビニ 品揃えもよく、駅前と言う事で利用者も多い 一ノ瀬は500mlのコーラを取った。 谷「ほほぉ、コーラですな!」 一ノ瀬「何かおかしいかよ、てかお前…」 谷の手には分厚い雑誌が ジャンプと書かれ、沢山のアニメキャラクターが載る雑誌だった 谷「ぉや?一ノ瀬殿はジャンプを知らないと?」 一ノ瀬「なんだよジャンプって、てかこんな絵が書いてある事態嫌いなんだよ」 谷「なかなか面白いよー、今度是非拝見なさるとヨロシ」 一ノ瀬「アニメや漫画は嫌いなんだよ」 2人はレジに並ぶ コーラとジャンプを置くと、更に谷が注文した それは… 遊戯王カードだった。 それを遠い目で見る一ノ瀬 数パックほど買い、会計をすましコーラを渡すと 店を出てすぐにコーラを飲んだ 一ノ瀬「ぷはー!あぁーうまい!まぁ一応お礼言っといてやるよごっそうさん、ゴクゴク…」 谷「ぬおぉぉぉ!きたああぁぁぁ!!」 一ノ瀬「ぶっ!!」 いきなりの絶叫にコーラを吹いた 一ノ瀬「なんだよいきなり」 谷「見よ一ノ瀬殿!!」 谷が見せたのはきらりと光カード 一ノ瀬「ぁ…これがなんだよ」 谷「レアカードですじゃ!!しかもこれはかなりのもの!!なかなか手に入りませぬ!!ムハー(`・ω・)-3」 一ノ瀬「たかが遊戯王で…」 谷「ぉよ?一ノ瀬殿も遊戯王を?」 一ノ瀬「昔な、ガキの時だよ、デッキもある」 谷「おぉ!ではまた一緒に…!」 一ノ瀬「ガキかお前は!高校にもなってな!んなガキみたいな遊び……!!」 谷「学生の内に遊ばんでいつ遊ぶのじゃ?」 一ノ瀬「んな…!!」 思わず口ふさぐ一ノ瀬 今の谷の発言に何も言い返せなかった。 舌打ちをし、コーラを全て飲みほし、ゴミ箱に捨てた 一ノ瀬「ごっそうさん」 谷「(´・ω・`)?」 一ノ瀬「……またな」 谷「(´・ω・`)ショボーン」 一ノ瀬は駅向かい、そのまま1人で帰って行った。
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加