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「手を挙げろ」
突き付けるハンドガンは敵の頭蓋を見据えている。
「銃を投げな。ナイフもだ」
敵は大人しく持っていたライフルを数メートル先へ投げる。同じようにナイフも捨て、また手を挙げる。
腰に巻かれているサブ装備も剥ぎ取る。
「残念だったな」
背後に敵。ライフルが突き付けられる。
「全く、本当に残念だ」
俺は呟いた。
不適に笑う敵。
銃が高らかに笑い声を上げた。
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