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そしてそれから二年の月日が経ち、今日という日が来た
町の中を歩く一人の男
腰に刀をさしてフラフラになりながら歩いている
名前は『白河剣信』
剣信
「水~水をくれ~」
そんなうめき声をあげながら町中を歩いていた
そこに一人の男が駆け寄ってきた
男
「この町に水着なんかありません!!」
剣信
「あ~誰だよおめぇ、しかも水着なんていらないからな」
男
「今水着って」
剣信
「水だから、絶対水って言ったからね」
男
「水でしたか、それなら僕の額から流れて」
剣信
「それ汗だから!!あんたなめてんの!?」
男
「僕の名前は桃道正雄です」
剣信
「(おぉスルーですか、完全にスルーされたな)」
正雄
「あなたの名前は?」
剣信
「あっえっと白河剣信って名前だ」
正雄
「ふーんあなたがそうでしたか、夜叉」
剣信
「夜叉?何言ってんですかぁ?」
正雄
「死ね!!夜叉!!」
正雄はブンブン手を回しながら殴りかかってくる
しかし目の前の石に転び正雄はこけた
あたりは沈黙が包む
正雄
「・・・さすが夜叉、やるな」
剣信
「いや、何もしてないからな!!!しかも夜叉って誰?!!」
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