97人が本棚に入れています
本棚に追加
お前は誰とでもすぐ打ち解け合えて、お前の周りは常に仲間に囲まれてたな。
誰もが笑顔の中、俺だけが眉間に皺を寄せていた…。
どうしたの?男前が台なし。
笑顔で問い掛けるお前になんでもねぇよ。と答える事しか出来なかった、
言えるかよ。
涼しげに他の男と仲よさ気にしてるお前。
お前の事でいっぱいいっぱいで
余裕のカケラのない自分
単なる嫉妬、お前の事になると冷静になれない。
格好悪過ぎて言えたもんじゃねぇ。
だから、他の女と遊びてぇ
そう言ったら泣き付くと思った。
嫌だ、トシしかいない。
そんな事言わないで。
泣き付いて、叫んで、縋り付くと思ったんだ。
そうする事で自分のプライドを守ろうとした。
しかし、お前は去っていった。
俺は忘れてた。
お前が俺の行動を制限した事は一度もなかった事を…。
.
最初のコメントを投稿しよう!