猫は夢を見る

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-日々- ドキドキしていたよ。 なんだかすごく楽しかった。 すごく照れ臭くもあった。 僕は一人じゃなく二人になった。 親でも友人でもない特別な誰かが居る。 それだけで僕の心は開けた気分だった。 同時に無防備な自分が居る事に気付く。 ちょっとだけ悪くない。 今日も明日も明後日も 同じ相手と話す。 数秒後も数分後も数時間後も。。 それが必然よりも自然な毎日になっていたのに 僕は君にはそれを話せないで居た。 なんとなく怖かったんだ。 君がどう思うのか。 君の反応が 何故か怖かったんだよ。
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