猫は夢を見る

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-君- 君は相変わらず 絶望の毎日を暮らしていたね。 光を見出せない苛立ちを共にしているはずなのに 君は笑っている。 君が笑う。 君と楽しく話せるだけで僕は嬉しかった。 ―…ある日。 僕は知ってしまった。 君にも気持ちを受け取った相手が居る事。 寝耳に水 と言った驚きと言うよりも 拒絶や落胆に近かった気がする。 すごくショックだったんだ。 何故だろう? 僕は君に問い掛けてみた。 自分の感情が手に余るほど、違和感でいっぱいだった。
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