猫は夢を見る

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-歪み- 「好きですよー」 おどけたように答えた君。 何だ… 知っているじゃないか。。 ちゃんと「好き」だと言う言葉。 君の口から聞けるとは思わなかった。 君が言うとは思っていなかった。 それから僕は君に伝えたね。 僕にも気持ちを受け取った相手が居る事。 君の反応がどうだったか 今ではよく覚えていないけれど ただ僕の気持ちが…心が 君から引いていった感覚だけが残っている。 疎遠になったのもこの時からだっただろうか。 僕は裏切られた気分だったんだ。
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