8人が本棚に入れています
本棚に追加
「えっ?」
見ると頬にすぅーっと
透明な雫が流れていた
「アハハハハ…何してるんだろう」
宇佐美はまるで顔が痛むぐらいこすった
何で泣くの
なんで…なんで
「宇佐美、保健室で何があったの?隠さないで」
「な、なんにも…」
「嘘ばっかり!理由ないワケないじゃん、お願い話して」
「うん…」
きっと夢なら分かってくれる
………
「なるほどねーそんなことあったんだ、よかったじゃん!両思いで!」
「うん…」
「なんで泣くの?」
「告白されてうれしかった、でもその半面怖い…
いつ飽きられるんじゃないか
対等の彼女になれるのか
怖い!」
「宇佐美…」
「あっごめんね、こんなことで」
「宇佐美そんなのわかんないよ…良く考えてみて
きっと答えでるよ」
「…」
「予想するよ宇佐美は絶対好きって言うよ」
「えっ!」
「まぁ頑張ってじゃね」
「ちょっ夢!…」
まるで台風かのようにさっていった
★★★★★★★★★★★
最初のコメントを投稿しよう!