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静かすぎる2人の沈黙を 先に破ったのは 少年のほうである。 ユーキ 『進路、進学じゃないのか? 頭良いだろ?』 とても小さな 独り言ほどのボリュームだ。 ミア 『――決めてない。』 同じくつぶやくような か細い声である。 教室があまりにも 静かだったため お互い充分に 届いたようだが。
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