まさか召喚したご主人様が〇〇だったとわww

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 やべぇよ、やばいよ、やばいですよ(三段活用  山田 飛哉亜李(ひゃあい)とかたとえ異世界でもはずかしくて言えないよ。  どうしよう……(;ω;`)  そ、そうだ。偽名を考えよう。い、いや今から俺が考えるのは真名なんだ! あんなクソくらいな名前なんて、あの一番豪華な椅子に座ってるデブにくれてやる。  ん~でも、何にしようかな……。  そだ、なにかあったら連絡してって神様が言ってたし連絡するか。神様に届くようにと念じて頭の中で会話……念話って奴だな。 (んっんっ、マイクテス、マイクテス) (およ? 念話使うの早いねwwどうかしたの?) (神様なんだし俺の本名知ってるよな?) (あぁwwあれね、“ひゃあい”wwwあれは酷いよなwでそれがどうかしたの?) (いや……実はな、かくかくしかしかでな……。  名前どうしようかなって) (あぁwそれなら新しく考えていいんじゃない? 異世界に来たんだから前までの名前とか称号とか関係ない……、というかリセットされてるんだよ。  だから今から決めたのが、これからの君の名前だ  ……今の台詞カッコよくね?) (マジかwサンクスww) (え? 最後無視? ツッコミが来ないボケとかないわ!)  なんか雑音が聞こえているが、雑音は雑音なので無視。  最初に言った一生背負っていかなきゃいけない十字架(キリッ……アレは嘘だ。『一生背負っていかなきゃいけない十字架』なんて無かったww  ん~何にしようかな? やっぱり日本人みたいな名前がいいんだよな。でもすぐには思い付かないし……。  よし決めた! 「俺の名前…俺にはまだ名前がない。我が受取人が決めてくれるか?」  えぇ……他人任せですがなにか? 日本人は優柔不断なんです(関係ない?)  俺の問い掛けに対し、女の子は表情一つ変えない。いや、少しだけ悩むように眉を潜めている。 「……いいの?」 「あぁ」  しばらくして、淡々とした短い言葉が返ってくる。多分『えっ……私が決めちゃっていいんですか?』って意味だろう。脳内補完乙w  女の子は少し考えた後に、少しだけ口を開く。 「……ジョシュ」  この時の声だけには感情が感じられた気が……、しないでもなくもないのかもしれない。  とりあえず……、  オニャノコからもらった名前>>>越えられない壁>>>>>>日本人の名前>>>>>>>>>>>>>>ヽ(゚∀。)ノ
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