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「なぁ、遊びに行こうぜ。」
全部この言葉が原因だと思う。
自己紹介が終わり、優斗と話していると突然後ろから呼ばれた。
「ねぇ、あなたが木野君?」
声をかけて来たのは女子だった。それもすごい美少女。
「あ?ああー、そうだけど何?」
「私ねぇ、南野 鈴華(ミナミノ スズカ)っていうの。私、木野君とおんなじ進路未定なんだぁ。このクラスほとんど確定している人ばっかりだから…。未定どうし仲良くしてね。」
いやいや、いくら少ないって言ったって俺だけじゃない。俺みたいな普通の男子だけじゃないと思うと優斗に相談してみると
「それを聞くのは野暮ってもんだぜ。」
なんかうざかったので考えるのをやめた。
すると、優斗が
「じゃあ3人でこれから遊びにいかない?」
そして今にいたる。
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