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「あら、いつもならまだ寝てるのにどうしたの?こんな早くに」と母が尋ねた。
そりゃそうだ。
僕は休みの日はいつも10、11時に起きているからだ。
「今日は 友達と遊ぶんだよ」と言うと母は驚いたように「まぁ アキラが友達と遊ぶなんていつ以来かしら」
母が驚くのも無理はない。
僕は、ヤスとああゆうことがおきてからずっと誰とも遊ばず父と母と僕の三人家族なのでずっと家でも一人だった。
「そんなに驚かなくてもすぐに帰ってくるつもりだし・・・」と言った。
そしてふと時計を見た。
時計は、9時をまわっていた。
「もう9時!?」
僕は、急いでパンを食べオレンジジュースを飲み洗面所に行って急いで歯磨きをした。
「痛っ!!」
歯ブラシを見ると歯磨き粉が少し赤いいー と自分歯を鏡に写した。
「あーあ急いで歯磨きしたから血がでちゃったよ」
ちょうど下前歯の歯茎から血が出ていた。
「ヤバイヤバイ時間がないのに」
急いで洗面所をでて自分の部屋に向かった。
タンスやらクローゼットから適当に服を着て携帯を充電器から外し財布を持って家を飛び出した。
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