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僕は、家を飛び出して三浦くんとの待ち合わせのバス停に向かい二人でバスに乗ってショッピングモールに向かった。
ショッピングモールに着くと三浦くんは、「でっけーな これ全部お店かよ」とかなりテンションが上がっているようだ。
僕も普段こんなとこに行かないので正直びっくりしている。
「よし! アキラ 早く行こうぜ」
「アキラ!? ・・・ ああ僕のことか」
僕は、呼ばれるときは渡辺くんか渡辺のどちらかでアキラなんて呼ばれたことがなかったので一瞬誰のことを呼んでいるかわからなかった。
「まずは どこに行く??」と聞かれたのでこのショッピングモールについてイロイロ調べてきたが結局頭になんにも入らなかった。
なので「ど、どこでも」と言った。
すると三浦くんは「んじゃあ 昼メシまでとりあえずぶらぶらするか」と言って歩き出した。
案内するのは僕のほうなのに僕は、それについていく形になってしまった。
ぶらぶらしていて最初に入ったお店は、ファッションのお店だ。
僕達は、二人でイロイロ服を見てまわった。
三浦くんは、服を見ながら「あー このアーガイルのベストいいなー」とか「このVネックのシャツ今流行ってるメーカーのヤツだ」とか
僕には、何かよくわからない。
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