プロローグ

2/9
前へ
/140ページ
次へ
桜の花びらが散り、新学期もそこそこ慣れてきた。 そんなある日 僕 (名 渡辺 アキラ ←主人公)は、いつも通り学校行きいつも通り上履きを履いて教室に向かった。 そして教室に入ると先に着いている生徒は、友達と話したり授業の予習をしたりしている。 僕は、挨拶もせず そのまま、教室に入って1番遠い1番後ろの窓側の席に着くとかばんを置き椅子に座った。 なぜ挨拶をしなかったかは、単刀直入に言うと僕には友達がいないからだ。 しかし、だからといって友達を作ろうとは思わない。 なぜならそんなものなくても生きていけるとずっと思い続けていたからだ。 こういう風に思いだしたのには、きっかけがあった。
/140ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加