プロローグ

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なんと僕が試合に出ることになったのだ。 僕は、この試合に出ることが最初で最後だった。 僕は、みんなの迷惑にならないように一生懸命走り積極的にディフェンスをしたり自分なりにがんばった。 しかし日頃試合に出ていない僕はなんの役にも立たずシュートも何回も外しパスミスをし結局試合には、負けてしまった。 僕は、何にもできなかった。 試合を終えて相手校と挨拶した後、僕は補欠ベンチに座った。 するとヤスが恐い顔をして僕のところにきた。 そして、僕を指さしてこう言いはなった。 「お前が出たから負けたんだ、下手くそなくせにシュート何本も打ってんじゃねーよ」僕は、何も言い返せなかった。 実際に何本も外してしまったからだ。
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