プロローグ

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そして、そう言われた後に さらに「あ~あ、お前がバスケ部にいなかったら勝てたのにな~ 正直やめてほしかったんだよな。」 ヤスからそんな言葉が出るとは、思わなかった。 「もう 俺にかかわんな!!お前といてもつまんねーし」そう言われたのが最後 僕達には、大きくそして高く厚い壁ができてしまった。 それ以来僕とヤスは話すことは無くなり、卒業するまで関わらず高校もどこに行ったのかはわからない。 信頼していた唯一の友達を失ったのだ。 もうこんな思いはしたくない。 だから、僕はこうして友達も作らず ここまで来た。 友達がいなくてもここまで来れたのだからこれから先もこのままで行ける。 心の奥でそう思った。 そして今の高校生活にいたるというわけだ。
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