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ふふっ。
あんな夢を見るなんてあたしってそんなに男に飢えてるのかしら。
「美咲先生、すっごく幸せそうな顔してましたよ。食べ物の夢でも見てたんですかぁ?」
あたしはその言葉に少しムッときたのかこんなことを口走っていた。
「ちがうわよ。
昔、プロポーズしてくれた男の夢」
あ…しまった
こう思った時にはもう遅く優ちゃんは瞳を輝かせていた。
「美咲先生!それ本当ですか!?
私聞いてませんよ」
嘘じゃない。
ないんだけども…
「もう!こうなったら今日学校終わり飲みにいきましょう。逃げないでくださいよ」
そう言った優ちゃんの顔は好奇心にみちあふれていた。
……まいったな。
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