記憶

20/27
前へ
/38ページ
次へ
「あー 逆ナンしちゃおうかなー」 優ちゃんと飲むと大変だな… あたしは少し反省した。 「きゃっ!? ごめんなさーい」 あたしはその声に驚き 優ちゃんの方を見るとおじさんとぶつかっていた。 この子は本当に面白いな。 なんだかにくめない… そのおじさんは何も言わずにそそくさと踏切をわたっていった。 あたしは足下のおぼつかない優ちゃんと一緒にいたので、わたれないまま踏切が降りた。 「ほらほら、気を付けないと 電車通るからね」 ゴオォォ- そして2分ほどして電車が通り、踏切が上がった時だった。
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23人が本棚に入れています
本棚に追加