目覚め
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「――ッ!!」 弾かれるよう意識が覚醒しガバリと上体を起こした。 …ここはどこだ? 自分はどこかの部屋のベッドへ寝かされているようではあるがそれがどこだかわからなかった…。 …いや…それだけじゃ… 「おッ…にーちゃん目が覚めたか」 状況が今だに理解できない“俺”へだろう声がかけられた。 声のする方へ振り向くと、いつから部屋にいたのか、がたいのいいオッサンが俺へ近づいてきた。
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