バイト🍀

2/4
前へ
/4ページ
次へ
「俺が雇ってやる。」 「はぁぁぁぁあっ!?」 ガタンと音を立てて、立ち上がった。 いやいやいや。 確かにバイトできるのは嬉しいですよ!? でも、アンタ…。 私に何させる気よ? 召使なら、山ほどいるだろうし…。 「1日3万。どうだ?」 一日3万!? こんなバイト滅多にない…。 それも、司原が金持ちだから言えることだ…。 「仕事内容は?」 一日3万とか言うくらいだから、危ないバイトなんじゃないの!? 司原は、周りを見渡して私の手を掴んだ。 「ちょっと来い。」 「え!?」 彩美たちはポカンとした顔で見つめている。 「ちょっとコイツ、借りてくわ。」 「はぁ…。」 私はそのまま、体育倉庫裏まで連れ去られてしまった。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加