105号室 リサの場合
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その音は、耳をすませば微かに聞こえる程小さなものであった。 (何を、描いているのだろう…。) シャカ、シャッ、シャッ シャッ 不規則に重なるその音は、聞こえれば聞こえる程に厚みを増していく。 まるで、スケッチブックにひとつの絵を描いているかのような、音。 (……私を、描いているのだろうか。) 不思議と、恐怖は無かった。
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