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『なんで、って、…別に』
私は小さな声で呟いた。
どうしよう。
私きっと、裕也くんを傷付けてる。
『俺松浦に何かした?したなら謝る』
『してない。
何もしてないよ。』
『だったらなんで。
俺本当に松浦の事が好きだから、理由が聞きたい。』
裕也くんは私の肩にそっと触れた。
触れられた瞬間、心臓が痛かった。
でも、私、例え裕也くんを傷付けたとしても、笑わせたい人が居る。
『裕也くんが、』
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