⑯Sixteen Gear's ~ 2

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俺はワンテンポ遅れて、 「てめっ、待てコノヤロー!」 「ほーら!早くしないと遅刻するぞ~!」 カラカラカラカラカラ!! 壊れそうな自転車に乗り全速力で逃げるマコトを俺は走って追った。 「あ~ぁ、また始まっちゃったよ。」 この女子は俺たちの幼馴染みで香月那海 <コウヅキナミ>。 ナミも幼稚園からいっしょで、よくはしゃいでた。 そして、ナミが俺たちのバンドのdrumsだ。
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