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｢俺の名前は矢島結城だ!
それ以上でもそれ以下でもない!｣
ﾌﾝ!と胸を張って威張る友人を俺は本当に親友と呼んでいいのか本当に悩んだ
｢で放課後なんだって？｣
｢毎週恒例のあの儀式をしようと思う!!｣
｢またかよ……｣
俺は凄く嫌がった
だって無駄に時間かかるんだもん……
｢まぁまぁ付き合えって!｣
拒否するとこいつどころかクラスメートの男子を敵に回してしまう可能性があるからな
それだけこの儀式はでかく深いのだ
｢はぁ……｣
なんともいえないだるさに俺は深いため息をついた
今日もいつもと変わらない日々か……
俺は流れる曇を観ながら結城の話を受け流していた
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