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そのことに気付いてから、私は赤い糸のことを気にしないようになっていた。 いつの間にか糸が自分に繋がっていたことに気づいたときはとても嬉しく、家を飛び出し糸の先を追いかけた。 方向はわかるが、距離はつかめないため、捜索は困難だった。 何日も仕事を休み糸の先を追いかけた。
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