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「ま、まったく、毎回いいパンチ繰り出すな…」
「それよりさ、外に行ってみない？外も同じならこの子達を連れ出しても問題ないんじゃないかな？」
「そうだな、じゃあ出かけるか！」
「ほんとあちこちで擬人化してるわね」
「アンテナに自動販売機」
「銅像に街灯、ほんとなんでも擬人化ね」
二人はあちこちを見回していると
「そこのお兄さん達！」
「「はい？」」
振り返るとさっきとは違う自販機？が悠陽達を呼び止めた。
…って、自販機がチャイナ服着てる！？
あぁ鼻血が…
「よかったらジュースでもいかが？」
「そうね、ちょうど喉が乾いたから二本貰おうかしら」
「ありがとうね！」
七海は二人分の金を渡すと
「でもどうやって出すのかしら？」
「お兄さんお兄さん、好きなボタン押してね♪」
「好きなボタンってどこだ？」
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