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「ふふ、気づいてるくせに~」
予想はついている
ボタンって言ったらあそこしかないじゃないか!
だが街中でそんなボタンを押していいんですか?!
こっちも止まらなくなっちゃいますよ!?
「悠陽…まさかいやらしい事考えてない?」
「い、嫌だな~七海サン、まさかボタンが胸の突起だと―グヘッ!!」
「くたばれ変態っ!!」
見事顔面に決まったーー!
七海のシャイニングウィザードっ!
地面をのた打ちまわる悠陽をよそ目に
「からかうのはそれ位にして、早くちょうだい!」
「からかってないよ~?私は普通よ」
「あれ」
七海は別の自販機を指差す。そこにはちょうど二人と同じようにジュースを買っている女性の姿があった。
「ばれちゃったか~!仕方ない、ちょっと待ってね」
すると自販機さんは急所と思われる場所に手を入れ
「あふ…んっ…しょっと」
ギャルだったら絶対挿し絵あるね、でもよい子には…見せられないよ!
急所から取り出したジュースを受け取る七海の顔は、まさに茹で蛸のごとく真っ赤
って言うか少し前もこんな光景なかったか?
まぁいいけど
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