24人が本棚に入れています
本棚に追加
/71ページ
昔々あるところに黄の国という王国がありました。そして、その黄の国では新しい命が生まれようとしていました
「王女様がそろそろ出産するそうです」
「どんな子供何でしょう?」
「ああ、気になる」
その命にはたくさんの期待がむきました
そして
ゴーン、ゴーン
ウギャー
ウギャー
教会の鐘の音とともに命は生まれました。しかし
「産まれた、産まれたぞ!! 産まれたのは双子だ!! しかも王女様は双子を産んでお亡くなりになった!」
「双子!? 何か不吉なことが起きるのに違わないぞ!」
「きっと王女様が亡くなったのも双子だったせいだ」
そう、生まれたのは双子でした。しかしこの国では双子は不吉だと言われていました。双子を産んだ王女は死んでしまいました。呪いだも言われましたが二人は王族ということで、どちらがいずれ王になるか決まるまで育てられることになりました
最初のコメントを投稿しよう!