プロローグ

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    「ねぇ、お兄さん。僕の事拾ってくれない?何かお兄さん寂しそうだから、僕がお兄さんの傍に居てあげる。」           変な物を拾った。     男の癖に、どこか色香を漂わせ、笑みを浮かばせるその表情には妖艶たるものを感じさせる不思議な奴   興味本位に近い感情でこの面白そぅな物を拾ってみた       別に       寂しかったからではない。           →
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