俺とコイツ

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      一人で朝食を取る   学校に通う   優等生面をする   家に帰る   一人で夕食を取る   無駄に広いベッドに横になり眠りに付く     気付けば朝となり いつもと同じ毎日を繰り返す       家に帰っても誰も居ないだだっ広い家     家に帰っても使用人しか居ないつまらない家      全てが退屈な日々を作り出している       今日もいつもの様に送り迎えを断り、雨が降る街中を一人歩いている   すると 透き通る綺麗な声が俺に向けられた     「ねぇ、お兄さん。僕の事拾ってくれない?何かお兄さん寂しそうだから、僕がお兄さんの傍に居てあげる。」           →
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