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英「よ、よろしくにゃ~。わぁ、俺初めて芸能人と握手したにゃ~。」
『まだ芸能人じゃないけど、じきなるから同じことか。』
不「それで、3人で何話してたの??」
唯「来週の休みに上川さんの歓迎会をしようって思って。ホントは今週しようって思ってたんだけど、ほら今週は2人の両親の結婚式もあるし、2人とも今週は都合つかないって…」
不「歓迎会か…唯もたまには良いこと言うね。」
唯「たまにはって何よ!!」
そして不二と唯は言い合いを始め、治まるどころか逆にヒートアップしていた。麻美はそんな2人見ながら寂しそうな顔をしていた。それを見た美和は強制的に言い合いを止めさせたら。
『それより桜木さん、歓迎会をする場所だけど、良かったら私の家でしない??』
唯「え??上川さんの家で??」
『うん、私の家、一応パティシエとかいるし、他の準備は使用人が全部してくれるから。どうかな??』
唯「マジ??じゃあ、美和の家にしよう!!」
『あ…名前。』
唯「へ??あ、ゴメン。迷惑だった??」
『ううん、出来れば名前で呼んで??私も桜木さんのこと名前で呼ぶから。』
唯「も、もちろん!!」
『クス、ねぇ、不二君と菊丸君もどう??』
不英「「え??」」
『人数は多い方が良いじゃない。ね??』
英「も、もちろんだにゃ~。」
不「折角上川さんが誘ってくれるんだから断るのも失礼だね。」
『じゃぁ、決まりだね。』
英「不二~。どうせだからレギュラー全員に声かけて見ようよ。」
不「そうだね。みんな上川さんのこと、知りたがってたし。上川さん、良いかな??」
『え??私は良いけど…2人の意見も聞いた方が…』
麻「私はお姉ちゃんが良いって言うなら、良いよ。元々今回の主役はお姉ちゃんなんだし…」
唯「まぁ、しょうがないね。」
『2人とも、ありがとう。』
そう言うと美和は麻美にウインクした。
麻「(お姉ちゃん、もしかしてワザと不二君を誘ったのかな??)」
それから数日が経ち、週末が来た。そして結婚式が行われ、新一と美奈子は誰の目から見ても幸せそうだった。式が終わると2人はさっさと新婚旅行に行き、美和と麻美の2は呆れてものも言えなかった。
2人は家に帰ると使用人達の出迎えが待っていた。麻美はその光景に呆然としていて、美和は深い溜め息をついていた。すると2人の目の前にスーツを着た男性が2人来た。
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