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ある秋のある日のこと、少女が1人、テニスコートに来ていた。少女の名前は上川美和。13歳。彼女は先日までアメリカにいたが父親の再婚を期に、日本に帰国してきた。そして青学の手塚、立海大の真田とは幼なじみでもある。美和はこの時思いもしなかった。これがきっかけで美和の運命が大きく変わることに…その頃青学はというと…
?「え??麻美のお母さん、再婚するの??」
麻「うん、それもすごいお金持ちの所らしいの。」
?「お金持ち??羨ましい~。」
麻「そんなことないよ。お母さんの再婚相手にも私と同い年の女の子がいて、今日も4人でご飯を食べに行くんだけど、何だか不安で…」
?「なら、大丈夫だよ。」
麻「え??」
?「どういう意味??」
?「慣れない内は大変だと思うけど、心配しなくてもきっとおばさんとその子がフォローしてくれるよ。」
?「何かあったときは私も力になるからさ。」
麻「2人とも、ありがとう。」
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