すべてはここから始まる…かもね(笑)

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母さんとのやりとりを終えた俺は暇なので、自分の部屋に向かう事にした。 『母親の弱点は何なのか?』 というのを今度みんなと話し合いたい。 などと、本気で考えながら俺は部屋の扉を開け―― ガタッ!! ?『きゃぁっ!?』 いきなり部屋から変な音がして開けるのをためらった。 ていうか誰かいるな… 俺はさっき聴こえた声に聞き覚えがある気がした……いや、ある!! 不法侵入者が誰なのかだいたい分かったので、とりあえず俺は扉を恐るおそる……いや、全力で開けた。そして、不法侵入者に向けて一言 政「何やってるんだ!?」 ?「うわっ!?…って政輝か。驚いたぁ」 なんで俺が驚かれなくちゃいけないんだ? 政「おい不法侵入者、どこから入った?」 ?「何勝手に人を不法侵入者扱いにしてんのよ。」 政「うるさい不法侵入者!!質問に答えろ。」 ?「窓から入ったわよ!!なんか文句ある!?「文句なら――」ないわよねぇ?」 政「ないです。すいません」 俺って………押しに弱いんだなぁ。 政「それでなんか用か?」 ?「政輝と一緒に学校に行きた……じゃなくてどうせ政輝は友達いないんだろうから私が仕方なく一緒に行ってあげようと思っただけよ…」 政「はいはい、分かったけど窓から入らないでくれ…不法侵入者」 ?「その呼び方やめなさいよ!!」 政「分かったから、今度から玄関から入ってくれ。雛(ヒナ)」 雛「極力努力してみるわ。」こいつの事だからそんな気はさらさらないんだろうな。 紹介が遅れたがこいつは、橘 雛(タチバナ ヒナ)だ。 身長はあんまりなくて、全体的に細い。雛に言ったらたぶん俺は殺されるだろうが、雛は……貧乳だ。 黒髪のストレートで、長さは肩ぐらいかな?肩ぐらいってショートなのか? 雛の家と俺の家は隣同士で、幼なじみだ。雛はたぶんいつものごとく、自分の部屋から俺の部屋に渡って来たんだと考えられる。
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