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雛は一旦自分の部屋に帰って学校に行く準備をするそうだ。
今日は入学式で登校するのは10時からだという。普段は9時からなので、1時間も違うと暇で仕方がない。
そういえば椿の中学はまだ春休みだったな………
政「椿ぃ!!ちょっとおいで」
部屋から出るのが面倒くさい俺は、部屋からちょっと大きめな声を出して椿を呼んだ。
椿「なぁにお兄ちゃん?どうしたの?」
政「椿、こっちにおいで」
俺が手招きして呼ぶと椿は首を傾げながら俺のもとに来た。
やべぇ!!めちゃめちゃ可愛いんですけど。
椿「――うにゃ!!」
近づいて来た椿を俺は思い切り抱きしめて頭を撫でた。
椿「お、お兄ちゃん…?どうしたの?」
政「椿があまりにも可愛いからつい……。嫌だったか?」
椿「嫌じゃないの。いきなりだからびっくりしたの。……椿はお兄ちゃんが大好きなの!!」
椿はどうやらブラコンのようだ…。
この椿の言葉を聞いた俺は……
政「俺も椿の事大好きだぁぁぁぁあぁ!!」
どうやら俺はシスコンのようだ。
今キモいと思った奴……俺が相手してやる
俺と椿はそのあといちゃいちゃしたりして時間を潰していた。椿のほっぺた、すげーよ!!柔らかすぎるぜ……
雛「あんたらいつまでやってんの?」政「雛!?お前いつからそこに?」
雛「5分くらい前からよ。そんな事はいいから早く学校に行くわよ。」
椿とはここでお別れか……
政「椿、今日一緒に寝ような!!」
椿「うん!!約束だよ」
政「おう!!…そんじゃあ行ってきます。」
椿「お兄ちゃん、雛お姉ちゃん、行ってらっしゃい!!」
俺達は椿に手を振り、部屋をあとにした。
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