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雛に吹っ飛ばされてボロボロな俺は体を引きづりながら教室に向かった。
俺泣くぞ。マジで…
俺達の教室は2-4だった。
教室に着くまで雛はなんかブツブツ言っ……唱えていた
雛「政輝…一緒…嬉し…けど…恥ず………」
なんか怖いよ。どうすればいいんだよ。こういう時は声をかけてみればいいのか?
政「雛?大丈夫か?」
雛「ブツブツブツブツ」
ダメだ……うん、ほっとこ。
何か唱えてる雛をほっとく事にして俺は教室に入った。
教室に入った俺は自分の席を探す。
政「俺の席は……あった!!」
俺の席は一番後ろの一番端だった。
誰もが憧れる一番端の席に俺は座り、とりあえず寝る事にした。
よだれを垂らしながら寝る俺。
それに近づいて来る悪魔に爆睡中の俺は気づかなかった。
雛「……こいつをどうしようかしら。」
政「ぐがぁぁ……雛の…ツンデレ~!!……ムニャムニヤ」
雛「誰が………ツンデレなのよ!!――逝きなさい。」
政「――ぐべらぁ!!」
俺は何故か雛の手に握られている木刀でメッタ打ちにされた。
雛よ……暴力はいけないぜ……
あまりの痛さに目が覚めた俺は起きる事にした。
ていうか俺今日、朝から痛めつけられてばっかだな……。
帰ったら椿に癒やしてもらおうかな。
とりあえず俺は雛に訊ねた
政「何故俺はメッタ打ちにされたのだ?」
雛「そんなの決まってるじゃない………気にくわないからよ。」
政「そんな理不尽があるか!!」
雛「あるわよ……なんか文句ある!?」
政「そんなのあ「ないわよね」はい、ありません」
そんな木刀をちらつかせられたら何も言えないだろ……。
ていうかなんかこれさっきも同じような事があった気がする………デジャブっていうやつか!?
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