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挨拶が済むとレイは辺りを見渡し始めた
レイ「しばらくここに居てください。アイツを見つけないと」
ユウスケ「あの怪物は一体…?」
レイ「あれは多分…マルバス」
レイはロングコートから
小汚い手帳を取り出し俺に見せてきた
手帳には72柱と書かれていて
レイが見せたページには
[No.5][MARBAS/マルバス]
[機械の知識に優れる]
ユウスケ「これは?」
レイ「奴らはソロモン72柱の悪魔になぞらえて出来たモノ。それは…仲間が持っていたものです」
そう言うとレイは俺に背を向け
怪物の方へ走っていった
手帳にはマルバス以外にもいくつかNo.と名前が書かれていた
72の名前の内
すでに50前後の名前が×印で消されてる
ユウスケ「×印はすでに倒したってことか…」
他ページには鏡世界を調べてたメモが記されていた。
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