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目が覚めると俺は毛布の中にいた
どこかのアパートのようだった
身体を起こし窓を開け外を見る
外はすっかり明るくなっていた
そして俺の知ってる町並み…じゃなかった
ユウスケ「…逆になってる」
看板文字も、建物の位置も
全て逆だった
ユウスケ「どうなってんだよ…」
ふと見るとテーブルには弁当と
封筒が置いてあった
中には簡単に書かれた手紙が
「巻き込んでしまってすみません。ここは""鏡世界"願い、想いが実態化する世界です。説明不足と思いますが説明は苦手なので理解してください。」
ユウスケ「理解て…」
手紙はもう一枚あった
そちらには…
「弁当を食べたら外に出ずに大人しく部屋で待っててください。今は危険なので」
ユウスケ「危険…ねぇ」
弁当を食べ、手紙通りに部屋で大人しく待つ
すると
爆撃でもきたかのような爆音が響いた
窓を開け外を見る近くの建物から煙がたちこめている
ユウスケ「火事!?」
俺はアパートを飛び出した。
手紙の指示を無視して
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