涙はもう…

5/8
前へ
/32ページ
次へ
優『生きてたからまた香苗の笑顔が見れた。また香苗と馬鹿な話が出来る。また…香苗の温もりを感じれる…』 急に刺された恐怖と死への恐怖,香苗と離れてしまう恐怖がわいてきた。 涙がボロボロと止まらない。 香苗は黙って俺を強く抱きしめた。 そのまま数分がたって俺は香苗の肩を持ち離した。 香苗の顔は涙と鼻水でぐちょぐちょになっていた。 優『…ぷっ≧~≦)おもしろい顔ε=(>ε<*)』 香苗『だっで優がぞんごど言うがらぁ;Д;)』 俺はティッシュで香苗の顔拭いてやった。 優『はいチ~ンww』 香苗は子供みたいにジュルジュルと音を鳴らせながら鼻をかんだ。 そして俺は香苗の頬に手をあて,優しいキスをした。
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加