出会い

2/3
29人が本棚に入れています
本棚に追加
/47ページ
私はこの南厚高校の生徒会長葵港『あおいみなと』。 私の悩みはちょっとエッチなこと。 いやちょっとどころではない。 今朝も工事をしている人のしたたる汗を見ていますぐめちゃくちゃにされたい、と思ってしまった。 こんなことを思うのが正常なのかと図書館で朝から閉館まで調べていたこともあった。 生徒会長という立場でこんな悩みを友達にうちあけることもできず悩みに悩んだあげく先日、何を思ったか男に抱かれてみたら何かわかるんじゃないかと思い、私の街から駅五つ離れた街まで行ってナンパされるのを待ってホテルに行った。 男は最初激しかったが私が処女だと知ると優しくしてくれた。 男『痛かったら痛いって言うんだよ。』 そりゃ初めてなんだから痛いさ。 だからって私は言うのも恥ずかしくて我慢した。 入れられるまでは自分でするのと同じように気持ちはよかったが、いまいち気分がのらない。 入れられても普通としか思わなかった。 ホテルを出たら男に3万渡されて男はそそくさと街の闇に消えていった。 結局何も悩みの解決なんかしなくてSexが私が思っていたもんじゃないんだと憂鬱に似たものを感じた。 しかし私の性欲はおさえられるものでもなかった。 わけがわからなくなりわざわざこんな離れた街に来てこれだけかとバカバカしくなった。
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!