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自分の感情を口に出した
真依は楽になったのか
その日を境に
彼の事ばかり話すようになった。
私は彼を見掛けて
素直に喜ぶ真依を見て
(羨ましいわ~)
と思いつつ
真依に便乗して
彼を見掛けては
一緒になって
はしゃいで楽しんでいた
ある日
『…咲さんも
彼の事好きなんですか?』
いつになく
真顔な真依が聞いてきた
『…
好きかも知れない』
真依の焦った顔が
やたら可愛くて
うつ向いたまま
肩を揺らして笑っていた
、
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