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留四郎「(本棚に隠れている)」
きり丸「はい、あそこに隠れているのが、四年は組の図書委員、ショクマントメヨンロー先輩でーす。」
久作「きり丸、清々しいまでに読み方を間違えてるぞ。」
雷蔵「むしろ合っているのが“郎”だけだね。」
留四郎「うぇ…また間違えられたぁあ…ひっく…。」
きり丸「しょーがないっしょ。留四郎先輩名前の読みが面倒臭いんっすから。」
長次「…人の名前は、きちんと読むべきだ。」
きり丸「へーい。」
雷蔵「ほら、留四郎も出ておいで。」
留四郎「は、はい。」
久作「留四郎先輩も留四郎先輩です!もっときり丸に厳しく叱って下さい!」
留四郎「だ、だって怒るの苦手だし…。」
長次「…適材適所だ。」
雷蔵「確かに留四郎は叱るのが苦手だけど、人物に合った本を選ぶ事が得意だからいいんだよ。」
留四郎「あ、ありがとうございます。中在家先輩、不破先輩。」
きり丸「本当に先輩方って留四郎先輩に甘いっすねー。」
雷蔵「だってこの捨てられた子犬みたいな眼を見たら誰だって甘くなるだろう。」
留四郎「…僕は子犬なんですか…。」
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