第5章・触り見る

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駅員さん2人がその切れ端を見ているので僕は駅員さんの後ろに回り、一緒に見ることにした。 「社会理科?それが名前か?」 切れ端の1番上に書いてある文字を読んでみる。 「社会 理科と書いて、しゃあ あやかって読むんですよ」 と、また雛森。 「立陽学園1年3組……って同級生!?」 驚いた。彼女はてっきり中学生だと思ってたのに。 「てかなんで雛森はそんな情報を知ってるんだよ?」 「生徒会長ですから生徒の個人情報くらい知ってるんですよ、神尾宵くん」 「生徒会長スゲー!!」
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