第5章・触り見る

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「だったら反省文の提出をなくしてやりますから来週の日曜日まで生徒会活動の手助けをしてください」 「生徒会活動って言ってもお前1人でで暴れてるだけじゃん」 なんと雛森神無は前年度まで5人でやっていた仕事を1人でこなすことができるのだ。 「まぁそうなんですけど最近気になることがあるんですよね」 気になること?まさか…… 「僕の事が気になってるのか……」 「反省文」 「すいませんでした」 雛森の一言に僕は頭をテーブルにこすり合わせた。
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