第5章・触り見る

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「最近どうも学園の治安が悪いんですよね。今月に入ってもうかつあげを7回も見てきたんですよ。だから私1人では限界があるんですよ」 「そこで僕たちに協力してほしいと」 「まぁあなた達はついでみたいなもんです。私としては漆原さん――あなたに生徒会に来てほしいんですが」 その雛森の頼みに漆原は無情にもこう言い放った。 「今の私は機関・黒月(ダークネスライトニング)のエージェント、漆黒よ」 機関名がすごくださかった。
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