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茜「なんでサドがここに!?」
敦子「……!」
サド「誰だ?その制服からしてマジ女だよな。見たことない顔だが」
茜「くっ、離せ!!」
茜はサドの手を振り払う。
サド「前田に何の用だ?」
茜「前田潰…」プルルルルその時、茜の携帯が鳴った。
茜「チッなんだよ。はい、もしもし?」
由依「茜今どこにいる?」
茜「今は駅の近くの公園っすけど」
由依「で、なにしとるの?」
茜「今、前田とサドとやってます」
由依「前田だと!?それにサドまでいるんか!?」
茜「はいいますよ。今から二人一気に潰すとこっすよ!!!」
由依「茜、一回戻ってこい」
茜「なんでですか!?今なら、現マジ女のテッペン前田と元ラッパッパ副部長サドを潰せるチャンスなんすよ!?」
由依「いいから戻ってこい!!!」
茜「珠理奈さんわかんないんすか?チャンスなんですよ!チャンス!前田とサドなんてアタイ一人で十分なんすよわざわざ由依さんに手を汚すことないんすよ!!」
由依「茜、お前じゃ無理だ。」
茜「無理ってなんすか!?『何事もやってみなきゃ始まんねー』って言ったのは由依さんあんたじゃないすか」
由依「茜…、私に潰されたいのか?」
茜の顔に焦りがみえる。
茜「わかりましたよ。チッ」プチップープー
サド「終ったか?で、どうすんだ?」
茜「今日はこの辺にしといてやるよ。今やっちゃうと後で楽しみがなくなるからな」
茜は去っていった。
敦子「……。」
だるま「うっ、敦姐…。」
敦子「だるま!?大丈夫か!?」
サドがだるまの腹を触れた。
だるま「うっ、あ…」
サド「これは酷いな、肋骨にヒビ入ってるかもしれない。」
だるま「敦姐…、自分こんなのどうだってないっ…すよ」
敦子「しゃべるな。」
サド「前田、鬼塚を病院へ連れていけ。こんな奴でもマジ女の生徒だからな」
敦子「ありがとうございます。失礼します」
だるま「敦姐…。」
そして前田はだるまを病院まで連れていった。
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