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「アンタがまた鉱山に行くって聞いたから止めに来たのよ。」
「別にいいじゃねえか。関係ないだろ。」
「関係あるわよ。私は、その…、あんたの事が………。」
急に言葉に詰まるメリル。
それに、少し頬が赤い。
「何だよ?」
「とっ、とにかく、危ないからやめなさい。鉱山が崩れたらどうするの?」
「大丈夫だって。今までそんな事無かったし、鉱山が崩れて危ないのは俺だけじゃない。メリルの父さんだって鉱山で働いてるじゃないか。」
「それはそうだけど…。」
「まぁまぁ。そのくらいにしとけって。メリルはお前の事が心配なんだよ。」
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